专利摘要:

公开号:WO1991018900A1
申请号:PCT/JP1991/000689
申请日:1991-05-23
公开日:1991-12-12
发明作者:Mitsuaki Ohta;Takeshi Suzuki;Jun-Ya Ohmori;Keiji Miyata;Isao Yanagisawa
申请人:Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd.;
IPC主号:C07D471-00
专利说明:
[0001] I 明 細 書 テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダゾピ リ ジン誘導体ま たはそ の塩 技術分野
[0002] 本発明は医薬と して有用なテ ト ラ ヒ ド ロ イ,ミ ダ ゾピリ ジン誘導体またはその塩 に関する。 本発明化合物又はその塩は,過敏性腸症候群等の予1 治療に有用である と考え られる。 月 示 ^ 1
[0003] 本発明者等は, 5— HT3受容体拮抗作用を有す る化合物について鋭意研究した結果.頭記一般式 で示される化合物が新規化合物であるこ と,更に 高い 5— HT3受容体拮抗作用を有するこ とを見い だし本発明を完成した。 発明の ^示
[0004] 本明細書において 「低級」 とは特に断わ らな い限り,炭素数 1乃至 6個を有する直鎮上または 分岐状の炭素鎮を意味する。 従って,「低級アル キル基」 と しては .メ チル基,ェチル基,プロ ピル 基,ィ ソプロ ピル基,ブチル基,ィ ソブチル基, tert — ブチル基,ペ ンチル基.ィ ソペ ンチル基,へキ シ ル基, 1 ー メ チルペ ンチル基, 2 — メ チルペ ンチル 基, 2 — ェチルブチル基等であ る。 特に好ま し く は,メ チル基,ェチル基,プロ ピル基等の炭素数 1 乃至 3個のものである。
[0005] また,本発明化合物中には塩を形成する ものが 存在する。 本発明は上記一般式 (I ) の化合物 の塩をも包含する ものであり,そのよ う な塩と し ては,ナ ト リ ウム,カ リ ウ ムな どの無機塩基との 塩,ェチルァ ミ ン,プロ ピルァ ミ ン,ジェチルァ ミ ン, ト リ ェチノレア ミ ン,モノレホ リ ン, ピペ リ ジ ン, N — ェチノレピペ リ ジ ン,ジエタ ノ ーノレア ミ ン,シ ク ロへキシルァ ミ ンな どの有機塩基との塩,リ ジ ン,オル二チ ン等の塩基性ァ ミ ノ酸との塩,ア ン モニゥム塩や,塩酸,硫酸,リ ン酸,臭化水素酸な どの鉱酸塩,酢酸,シ ユ ウ酸,コハク酸,ク ェ ン酸, マ レイ ン酸,リ ン ゴ酸,フマール酸,酒石酸,メ 夕 ンスルホン酸などの有機酸との塩,グルタ ミ ン酸, ァスパラギン酸などの酸性ァ ミ ノ酸との塩が挙 げられる。
[0006] 更に本発明化合物は分子中に不整炭素原子を 有してお り,一般式 (I ) に含まれる化合物には これらの不整炭素原子に基づく光学活性体,ラセ ミ体,ジァステ レオマ ー等の全ての異性体が含ま れる。
[0007] (製造法)
[0008] 以下に本発明化合物の代表的な製造法につい て具体的に説明する
[0009] 第 1 製法
[0010]
[0011] 本発明化合物のう ち,一般式 (l a) または (l b) で示される化合物は,一般式 (Π ) で示される ァ ニ リ ン誘導体ま た は 2, 3 — ジ ヒ ド ロ イ ン ドー ル (m) に一般式 (IV) で示さ れる カ ルボ ン酸ま た はその反応性誘導体を反応させる こ と によ り得 る こ とができ る。
[0012] こ の反応は,ア ミ ド結合形成反応であ り ,従来 公知の様々 な方法が適用 される。 溶媒は反応に 関与しない も の であれば特に制限は無い。 例と しては ジォキサ ン,ジェチルエーテル,テ 卜 ラ ヒ ドロ フ ラ ン,ク 口 ロ ホノレ厶,酉乍酸ェチノレ,ジメ チノレ ホノレムア ミ ド等が挙げ ら れる 。
[0013] 化合物 (IV) はカ ルボ ン酸のま まで化合物 (Π ) または (in) との反応に供される こ と もあ り,ま たいつたんカルボン酸の反応性誘導体と した後 に化合物 (π) または (π) との反応に供される と ち め る 。
[0014] 化合物 (IV) をカルボン酸のま まで反応に供 する場合は,ア ミ ド結合形成反応に用いる通常の 縮合剤なら何でも適用可能である力、',例と しては
[0015] N, N — ジシク ロへキシルカルポジイ ミ ドが挙げ られる。
[0016] 化合物 (IV) をカルボン酸の反応性誘導体と する場合の反応性誘導体の例と しては酸ハロゲ ン化物,酸無水物,酸アジ ド及びべプチ ド合成反 応において用いられる種々 の活性エステル等が 挙げられる。
[0017] 化合物 (W) の反応性誘導体の種類によ って は塩基の存在下に反応させる こ とが好ま しい場 合がある。 この場合の塩基と しては炭酸水素ナ 卜 リ ゥ ム,炭酸水素力 リ ゥ ム,炭酸ナ 卜 リ ゥ ム,炭 酸カ リ ウ ム等の無機塩基, 卜 リ エチルア ミ ン, ジ ィ ソ プロ ピノレエチノレア ミ ン, ジ メ チノレアニ リ ン, ピ リ ジ ン等の有機塩基が用いられる。
[0018] また化合物 (π ) または (m) は通常はこ のま まで反応に供される力、',必要に応じていつたんァ ルカ リ金属塩と してから,化合物 (IV) の反応性 誘導体との反応に供される こ と もある。
[0019] 化合物 (π ) または (in) の使用量は,化合物 (IV) またはその反応性誘導体に対し,等モルまたは過 剰量が望ま しい。
[0020] 反応温度は採用するア ミ ド結合形成反応の種 類によ つて冷却下,室温,加温下のいずれも考え られる力、',通常は冷却乃至室温下で行われる。 第 2製法
[0021] 本発明化合物のう ち一般式 (I c) で示される 化合物は,一般式 (V) で示される化合物と式 (W) で示されるカルボ ン酸または反応性誘導体を反 応させる こ とによ り得る こ とができ る。
[0022] 化合物 (V) と化合物 (IV) 又はその誘導体の 反応は力ルポン酸及びその誘導体を用いた力ル ボニル化合物の合成反応であり,従来公知の様々 な方法が適用される。
[0023] 化合物 (IV) のカルボン酸を用いる場合は,化 合物 (V) との脱水縮合反応が採用される。 こ の場合の縮合剤と しては,たとえばポリ リ ン酸が 挙げられる。 こ の反応は無溶媒で反応を行なつ ても良いが溶媒を用いる場合は,反応に関与しな いものであれば制限は無い。 通常反応温度を考 慮して沸点の適度な溶媒が選択される。 溶媒の 例と してはデカ リ ン,テ ト ラ リ ン,ジグライ ム等 が挙げられる。 反応は室温乃至加温下で行なわ れ,通常加温下が望ま しい。
[0024] 化合物 (IV) の酸ハライ ドを用いる場合は, Friedel 一 Crafts ァ シル化反応が採用される。 本反応は 従来公知の反応で様々 なバリ エ一シ ョ ンが含ま れる。 この場合にはルイ ス酸が触媒に用いられ る力く,こ の例と しては塩化アル ミ 二ゥ 厶,塩化第 二鉄,塩化スズ,三弗化ホウ酸 -エーテル錯体,四 塩化チタ ン等が挙げられる。 溶媒は反応に関与 しないものであれば良い力 ,ルイス酸の種類に応 じて望ま しいものが選択される。 例えば,ァセ 卜 二 卜 リル,二硫化炭素等が挙げられる。 反応は室 温乃至加温下で行なわれ,通常加温化が望ま しい。
[0025] 化合物 (IV) の酸ァミ ドを用いる場合は, Vilsmeyer 反応が採用される。 本反応も従来公知の反応で ヘテロ環のカルボニル化合物の合成に しばしば 用いられる。 ア ミ ドを Vilsmeyer錯体とするため の試薬と しては通常のハロゲン化剤を用いれば 良い力、',例と しては,五塩化リ ン,ォキシ塩化リ ン 等が挙げられる。 本反応は無溶媒で行なって も よい力、',溶媒を用いる場合は反応に関与しないも のであれば特に制限は無く ,種々の溶媒が選択で き る。 溶媒の例と しては, 1, 2 — ジク ロ ロェタ ン が挙げられる。
[0026] 反応温度は室温乃至加温下で行なわれ,通常加 温下が望ま しい。
[0027] 第 3製法
[0028] (式中, R3a は低級アルキル基を意味する 。 下
[0029]
[0030] ( Id)
[0031] 同様)
[0032] 本反応は N - アルキル化反応であ り ,従来公 知の種々 の方法が適用される。
[0033] N —アルキル化の例と しては,アルキル化剤を 用いた直接的な N —アルキル化が挙げられる。 この場合,反応は冷却下,室温,加温下のいずれも 可能である力、',冷却下乃至室温下が望ま しい。 溶 媒は反応に関与しないものであれば制限は無い。 例と しては,ジォキサン,ジメ チルホルムア ミ ド 等が挙げられ,反応は塩基の存在化に行な う力、, 又はァ ミ ノ基をいつたんアル力 リ金属塩と して 反応に供する こ とによ り行なわれる。
[0034] ァルキル化剤の例と しては,アルキルハラィ ド, アルキル硫酸エステル等が挙げられる。 塩基の 例と しては,炭酸水素ナ ト リ ゥ ム,炭酸水素力 リ ゥム,炭酸ナ ト リ ゥム,炭酸力 リ ゥム等の無機塩 基, ト リ チルア ミ ン,ジイ ソプロ ピルア ミ ン,ジメ チルァニリ ン,ピリ ジン等の有機塩基が挙げられ このよう に して製造された本発明化合物は遊 離のままあるいはその塩と して単離され精製さ れる。 単離,精製は,抽出,結晶化,再結晶,各種ク ロマ ト グラ フ ィ 一等の通常の化学操作を適用 し て行われる。
[0035] また,ラセ ミ化合物は適当な原料化合物を用い る こ と によ り,ある いは一般的なラセ ミ分割法に よ り [たとえば,一般的な光学活性酸 (酒石酸等) とのジァステ レオマー塩に導き,光学分割する方 法等] 立体化学的に純粋な異性体に導く こ とが でき る。
[0036] (発明の効果)
[0037] 本発明化合物又はその塩は麻酔ラ ッ 卜 におい てセロ トニ ンによる一過性の徐脈を特異的に抑 制したこ とから 5— HT3拮抗作用を持つものと考 え られる。 従って,本発明化合物は過敏性腸症候 群等の予防 治療に有用である と考え られる。 本発明化合物の薬理効果は,次のよう に して確 言忍された ものである。
[0038] 1) 5 - HT3受容体拮抗作用
[0039] 生後 9週令ゥイ スター (Wistar) 系雄性ラ ッ トをゥ レタ ン lg/ kgの腹腔内投与によ り麻酔 し,人工呼吸下血圧および心拍数を測定した。 セ ロ 卜ニ ンあるいは 5— HT3 の選択的作動薬で ある 2—メ チルセ 口 トニンを静脈内投与する こ とによ り起こる一過性の心拍数の減少および血 圧の下降を 5 - HT3受容体を介した反応の指標 と した ( Bezold— Jarish反射; Paintal, A. S, Pysiol. Rev., 53,159, (1973) )。
[0040] 本発明化合物又はその塩は,セ ロ トニ ンおよ び 2—メ チルセ口 卜ニン投与の 10分前に静脈 内投与 (0.03〜3 ^gZkg) あるいは 60分前に 経口投与 (l〜30 /xg kg) する こ と によ り , セロ トニンおよび 2—メ チルセ口 トニンによる 心拍数の減少および血圧の下降を用量依存的に 抑制 した。
[0041] ) 制癌剤誘発嘔吐抑制作用 ) ス ト レス便排出抑制作用
[0042] 生後 9週令ウィ ス タ ー (Wistar) 系雄性ラ ッ トを拘束ス ト レス用ケー ジに収容し,排出さ れる便の数を測定した。 本発明化合物又はそ の塩は,静脈内投与 (l〜100 ^g/kg) する こ とによ り,拘束ス ト レスによる便排出の亢進 を用量依存的に抑制 した。
[0043] また本発明化合物は毒性が低い。
[0044] 本発明化合物又はその塩の 1種または 2種以 上を有効成分と して含有する製剤は,通常用いら れる製剤用の担体ゃ賦形剤,その他の添加剤を用 いて錠剤,散剤,細粒剤,カ プセル剤,丸剤,液剤, 注射剤,坐剤,軟膏,貼付剤等に調製され,経口的 (舌下投与を含む) または非経口的に投与され る o
[0045] 製剤用の担体や賦形剤と しては,固体又は液体 状の非毒性医薬用物質が挙げられる。 これらの 例と しては,たとえば乳糖,ステア リ ン酸マグネ シ ゥ ム,スタ ーチ,タ ノレク ,ゼラ チ ン,寒天,ぺク チ ン,ァ ラ ビア ゴム,ォ リ 一 ブ油,ゴマ油,カ カ オノく ター,エチレングリ コール等やその他常用のもの が例示される。
[0046] 本発明化合物の臨床的投与量は,適用される患 者の症状,体重,年令や性別等を考慮して適宜決 定される力 ,通常成人 1 日あた り静注で 0.1 〜 1 0 mg ,また経口で 0.5 〜 5 0 mgであり,これを 1回で ある いは数回に分けて投与する。
[0047] (実施例)
[0048] 以下に実施例を掲記し,本発明を更に詳細に説 明する。 尚,実施例で使用する原料化合物の製法 を参考例に示す。 参考例 1.
[0049] A. メ チ ノレ イ ミ ダゾ [ 1, 5 — a ] ピ リ ジ ン一 6 _ ィ ノレ 力 ノレ ボ キ シ レ ー ト 硫酸塩
[0050] ( 1 ) 酢酸ナ ト リ ゥ ム 4.7 7 g 及び ヒ ド ロ キ シ ノレア ミ ン塩 ^"塩 4.0 4 g を メ タ ノ ー ル 3 0 m に加え, 室温 に て 3 0分間攪拌す る。 塩を萨去 後, ^液に 6 — ホ ノレ ミ ノレ ニ コ チ ン酸メ チ ノレ エ ス テ ノレ 3.20 g を加 え, 室温にて終夜攪拌する。 溶媒を減圧留去 し た後, 炭酸カ リ ウ ム水溶液を加え, ク ロ 口 ホ ル ム 一 イ ソ ブ ロ ビノレ了ノレ コ ー ノレ にて抽 出する。 有 機層を無水硫酸マ グネ シ ゥ ム にて乾燥後溶媒を 減圧留去する こ と に よ り , 固状の 6— ヒ ド ロ キ シ ィ ミ ノ ニ コ チ ン酸メ チノレ エ ス テノレ 3.2 l g を得 た。
[0051] 理化学的性状
[0052] (I) 核磁気共鳴スペク ト ル (CDC1— CD3OD)
[0053] δ : 4.00 ( s, 3Η ), 7.95 ( d, 1H),
[0054] 8.20 ( s, 1H ), 8.35 ( dd, 1 H ), 9.15 ( d, 1H)
[0055] (jj) マ ス ク ス ぺ ク ト ノレ ( EI ) : m/z 180 ( M+ ) (2)
[0056] (1)で得られた化合物 3.16 g を水 34 及び酢酸 51 m に加え, 次いで氷水冷下に粉末亜鉛 5.73g を ゆ っ く り 加え る。 30分間攪拌後, 不溶物を セ ラ イ ト を用いて 去後, 液を減圧下に濃縮乾 固する。 残渣に炭酸ナ ト リ ゥ ム水溶液を加え, ク 口 Π ホ ル ム にて抽 出する。 有機層を無水硫酸 マ グネ シ ウ ム に て乾燥後, 溶媒を減圧留去す る こ と に よ り , 油状の 6— ァ ミ ノ メ チルニ コ チ ン 酸メ チノレ エ ス テ ノレ 2.90 g を得た。
[0057] 理化学的性状
[0058] (i) 核磁気共鳴スぺク ト ル ( CDC 13)
[0059] «5 : 3.95 ( s, 3H ), 4.05 ( s, 2H ), 7.35 ( d, 1H), 8.25 ( dd, 1H), 9.15 ( d, 1H)
[0060] (ii) ス ぺ ク ト ノレ ( E I ) : m/z 166 (M+)
[0061] (3)
[0062] 0
[0063] H3C02C^ ^N
[0064] (2)で得られた化合物 2.80 g を ギ酸 20 m に加え, 100 °C に て終夜攪拌後, 減圧下に濃縮する。 残 渣に炭酸ナ ト リ ゥ ム 水溶液を加え, ク 口 口 ホ ル ム にて抽出する。 有機層 を無水硫酸マ グネ シ ゥ ム に て乾燥後, 溶媒を減圧留去する'。 残渣を ェ
[0065] — テ ル洗浄する こ と に よ り , 固状物であ る 6— ホ ノレ ミ ノレ ア ミ ノヘメ チ ノレ ニ コ チ ン 酸メ チノレ エ ス テ ノレ 2.07 g を得た。
[0066] 埋化学的性状
[0067] (Ί) 核磁気共鳴ス ぺ ク ト ル ( CDC 13 )
[0068] δ : 3.95 ( s, 3Η ), 4.65 ( d, 2 H ), 7.30 ( d, 1 H ), 8.25 ( dd, 1 H ), 8.35 ( s, 1 H ), 9.1 5 ( d, 1 H )
[0069] (jj) マ ス ス べ ク ト ノレ ( E I ) : m/z 1 94 (M+ )
[0070]
[0071] (3)で得られた化合物 2.05 g を ジク 口 ロ ェ タ ン
[0072] 15 m に加え, 次いで才 キ シ塩化 リ ン 2.0 m を加 えた後, 1 時間還流する。 減圧下に濃縮後, 炭 酸水素ナ ト リ ゥ ム水溶液を加え, ク ロ ロ ホ ノレム に て抽 出す る。 有機層 を無水硫酸 マ グ ネ シ ウ ム にて乾燥後, 溶媒を減圧留去する。 残渣を ェ— テ ル洗浄する こ と に よ り , 固形物であ る, メ チ ノレ イ ミ タ- ゾ [ 1, 5 — a ] ピ リ ジ ン 一 6 — 力 ノレ ボ キ シ レ ー ト 1.79 g を得た。
[0073] 理化学的性状
[0074] (I) 核磁気共鳴ス べ ク ト ル ( CDC 13 )
[0075] S : 3.94 ( s, 3 H ), 7.20 ( dd, 1 H ), 7.45
[0076] ( d, 1 H ), 7.46 ( s, 1 H ), 8.22 ( s,
[0077] 1 H ), 8.74 ( d, 1 H )
[0078] (jj) マ ス ス ぺ ク ト ノレ ( E I ) : m/ z 1 76 ( M") こ れを ェ タ ノ 一 ノレ中, 等モ ノレ の fL酸で処 理す る こ と に よ り メ チノレ イ ミ ダ ゾ [ 1,5 a ピ リ ジ ン 一 6 — ィ ノレ カ ノレ ホ' キ シ レ 一 卜 硫酸 塩 2.51 を得た。
[0079] 理化学的性状
[0080] (I) 元素分析値 ( C9H8N202 · H2S04 と し て )
[0081] C(%) H(%) N( ) S(%) 計質値 39.42 3.68 10.21 11.69 実測値 39.71 3.59 9.99 11.51
[0082] (ϋ) 核磁気共鳴ス ぺ ク ト ル (DMSOd6)
[0083] δ : 3.90 ( s, 3Η), 7.45 ( dd, 1H), 7.90
[0084] ( s, 1H), 8.05 ( s, 1H ), 9.30 ( d ,
[0085] 1H ), 9.55 ( s, 1 H )
[0086] (jjj) マ ス ス ぺ ク ト ノレ ( E I ) : m/z 176
[0087] (M+ , フ リ 一体 と し て ) メ チノレ 5, 6, 7,8—テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ タ- ゾ
[0088] [ 1 , 5 — a Ί ピ リ ジ ン 一 6 — 力 ノレ ボ キ シ レ ー ト
[0089] A で得ら れた, メ チノレ イ ミ ダ ゾ [ 1 , 5— a ] ビ リ ジ ン 一 6 — カ ノレ ボ キ シ レ 一 卜 硫酸塩 2.19 g , 5 % パ ラ ジ ウ ム 一 力 一 ボ ン 0.7 g及び酢酸 30 m を 100 m の ォ ー ト ク レー ブ 中, 65気圧 の 水素加圧下, 70 °Cにて終夜攪拌する。 不溶物 を セ ラ イ ト を用いて萨去後, 液を減圧下に 濃縮乾固する。 残渣に炭酸ナ ト リ ゥ ム 水溶液 を加え, ク ロ 口 ホ ル ム にて抽出する。 有機層 を無水硫酸マ グ ネ シ ウ ム にて乾燥後, 溶媒を 減圧留去する こ と に よ り 固状の メ チ ル 5 , 6, 7, 8 —テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1 , 5— a ] ピ リ ジ ン一 6 —力ノレ ボ キ シ レ ー ト 1.4 g を得た。
[0090] 理化学的性状
[0091] (I) 核磁気共鳴ス ぺ ク ト ノレ ( CDC 13)
[0092] δ : 1.70〜2.10 (m, 1 H ), 2.10 ~ 2.40 ( m,
[0093] 1H), 2.50〜 3.10 ( m, 3H ), 3.70 ( s, 3H), 3.95 ~ 4.40 (m, 2H ), 6.75 (bs, 1H ), 7.40 ( bs, 1H )
[0094] (i!) マ ス ス ぺ ク ト ノレ ( E I ) : m/z 180 ( M + ). 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [1,5— a ] ピ リ ジ ン 一 6 — 力 ノレ ボ ン酸 塩酸塩
[0095] B で得られた化合物 1.4 g を水 15 m 及び濃塩 酸 5 m 中 100 °Cにて終夜攪拌する。 減圧下に濃 縮乾固後, 残渣を ア セ ト ン に洗 '净する こ と に よ り , 固状の 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [1, 5 - a ] ビ リ ジ ン 一 6 — 力 ル ボ ン酸 塩酸塩 1.35 g を得た。
[0096] 理化学的性状 丄 7
[0097] (j) 核磁気共鳴ス べ ク ト ノレ ( DMS O d6)
[0098] <5 : 1.9〜 2.3 ( m, 2H ), 2.75〜 3.0 ( m, 2H ), 3.0〜 3.3 ( m, 1 H ), 4.1 - 4.6 ( m, 2Η ), 7.4 ( s, 1 Η ), 9.1 ( s, 1 H )
[0099] (jj) マ ス ス ぺ ク ト ノレ ( E I ) : / z 1 66
[0100] (M+ , フ リ ー体 と して ) 参考例 2.
[0101] 1 —メ チノレ 一 5, 6, 7 , 8 —テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1 , 5— a ] ピ リ ジ ン 一 7 — カ ノレ ホ ' ン 酸 塩酸塩の 合成
[0102] A. ェ チ ノレ 1 ー メ チノレ ー 5 , 6 , 7 , 8—テ ト ラ ヒ ド 口 ミ タ- ゾ [ 1 , 5— a ] ビ リ ジ ン 一 7 — カ ノレ ボ キ シ レ ー ト
[0103] (1)
[0104] 4 —ク ロ ロ ブ タ ン酸 ェ チ ノレ 7.0 gを あ ら 力 .じ め 5 ー メ チ ノレ ー 4 — ィ ミ ダ ゾ一ノレ カ ノレ バ ノレ デ ヒ ド 4.1 7 g と 6 0 % 油性水 素ィ匕 ナ ト リ ゥ ム 2.0 g の ジ メ チ ノレ ホ ノレ 厶 ア ミ ド 5 0 m の 混 合 溶 液 ( 5 0 °Cで 1 時間攪拌 ) に, 室温下加え, さ ら に 70 °Cで 4 時間加熱 し た。 溶媒を減圧下濃縮後, 残渣に水を加え, 齚酸ェチルで抽出 した。 齚酸 ェチル層を水洗後, 飽和食塩水で洗狰し, 無水 硫酸マ グネ シ ウ ム で乾燥した後, 減圧下濃縮し, 残渣を シ リ カ ゲノレ カ ラ ム ク ロ マ ト グラ フ ィ — (80 g ) に付した。 齚酸ェチルで溶出 し 1 — ( 3 — ェ ト キ シ カ ノレ ホ' ニ ノレ ブ 口 ビ ノレ ) 一 5 — メ チ ノレ ー
[0105] 4 ー ィ ミ タ - ゾ— ノレ カ ノレ ノ ノレデ ヒ ド と 1 一 ( 3 — ェ ト キ シ カ ノレ ホ' ニ ノレ ブ 口 ビ ノレ ) 一 4 ー メ チノレ — 5 —ィ ミ ダゾノレ カ ノレ バ ノレ デ ヒ ドを約 1 : 1 の混 合物と して 2.35 g ( 28 % ) 得た。
[0106] 理化学的性状
[0107] (ί) 核磁気共鳴ス べ ク ト ル ( CDC 13)
[0108] 5 : 1.25 ( 3H, t, J = 7Hz) , 1.85 - 2.70 ( 4H, m), 2.49, 2.52 (あわせて 3 H, と もに s ), 3.80 - 4.50 ( 4H, m ), 7.40, 7.48 ( あわせて 1H,と もに s ) 9.71, 9.80 ( あわせて 1 H, ともに s ) 60 %油性水素化ナ ト リ ゥ ム(0.45 g)を上記で得 られた 1一 ( 3 _ エ ト キ シ カ ノレ ボ ニ ノレ ブ 口 ビ ノレ ) 一 5 ー メ チ ノレ ー 4 ー ィ ミ タ 一 ノレ カ ノレ ノ ノレデ ヒ ドと 1— ( 3—エ ト キ シ カ ノレ ボ ニ ノレ ブ 口 ピ ノレ ) 一 4 — メ チソレ — 5 ー ィ ミ タ- ゾ — ノレ カ ノレ ノく ノレデ ヒ ド の混合物 2.23 g と モ レ キ ュ ラ ー シ 一 ブ ス ( 4 A ) (3 g )の ト ノレ ェ ン 3 0 I ^混合液に, 1 1◦ での加 熱下で加え, 6 時間同温で攪拌 した。 反応液を ^過後, 減圧下濃縮 し, 残渣を シ リ カ ゲ ル カ ラ 厶 ク ロ マ ト グ ラ フ ィ ー ( 30 g ) に付した。 酢酸ェ チノレ で溶出 し て, 1 ー メ チ ノレ ー 5 , 6 — ジ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1, 5— a ] ビ リ ジ ン 一 7 — 力 ノレ ボ ン酸 ェ チ ノレ C 0.85 g ) を得た。 理化学的性状
[0109] (i) 核磁気共鳴ス ぺ ク ト ル ( CDC 13 )
[0110] δ : 1.34 ( 3Η, t, J = 7Hz ), 2.32 ( 3 H, s ) 2.53 - 3.01 ( 2H, m ) , 3.85 - 4.50 ( 4H, m), 7.40 ( 1 H, m ) , 7.48 ( 1 H, s )
[0111] (!i) マ ス ス ぺ ク ト ノレ (EI ) : mZz 206 (M+)
[0112] (2)
[0113] 1 — メ チ ノレ ー 5 , 6 — ジ ヒ ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1,5— a ] ビ リ ジ ン 一 7 — 力 ノレ ボ ン酸 ェ チ ノレ 0.90 g を メ タ ノ ー ル 30 m 中 5 %パ ラジ ゥ ム 一炭素 0.02 g を触 媒 と し て, 室温で 10時間接触還元 し た。 反応液 を ' 過後, 減圧下濃縮 し, 残渣に齚酸 ェ チノレを 加え, 0.5 N 塩酸で抽 出 し た。 水層 を炭酸力 リ ウ 厶で塩基と して ジク ロ ロ メ タ ンで抽 出 し , ジ ク 口 ロ メ タ ン層を飽和食塩水で洗 '净後, 無水硫酸ナ ト リ ウ ム で乾燥 し て, 減圧下漫縮 して, 1 ー メ チル ー 5 , 6 , 7 , 8 —テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1'5一 a ] ビ リ ジ ン一 7 — 力ル ボ ン酷ェチノレを 0.89 g ( 98
[0114] % ) を得た。
[0115] 理化学的性状
[0116] (I) 核磁気共鳴ス べ ク ト ル ( CDC13)
[0117] る : 1.30 ( 3H, t, J = 7Hz ), 1.70 - 2.30
[0118] ( 5H, m ), 2.1 5 ( 3H, s ), 3.63— 4.60
[0119] ( 4H, m), 7.25 ( 1H, s )
[0120] (") マ ス ス ぺ ク 卜 ノレ ( E I ) : m/z 208 ( M+)
[0121] B. 1 — メ チ ノレ ー 5 , 6 , 7 , 8 —テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1,5 — a ] ピリ ジン一 7—カルボ ン酸塩該塩 HC1
[0122]
[0123] A で得られた化合物を用い, 参考例 1 の C と 同様に し て 1 ーメ チル ー 5 , 6 , 7 , 8—テ ト ラ ヒ ド 口 イ ミ タ- ゾ [ 1, 5 — a ] ビ リ ジ ン 一 7 —力 ノレ ボ ン 酸 塩酸塩を得た。
[0124] 埕化学的性状 U) 核磁気共鳴ス べ ク ト ノレ ( DMS 0-do )
[0125] る : 1.65 -2.65 (2H, m), 2.22 (3H, s ),
[0126] 2.65 -3.33 (3H, m ), 3.90 - 4.62 ( 2 H, m) 8.98 ( 1 H, s ) (jj) マ ス ス ぺ ク ト ノレ ( EI ) : 180
[0127] (M+ , フ リ ー体 と し て ) 参考例 3.
[0128] ェ チ ル 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ ィ ミ ダ ゾ [ 1, 2— a ] ビ リ ジ ン一 7 — カ ノレ ボ キ シ レ 一 ト 出発原料 と し て 2 — イ ミ タ- ゾ一ノレ カ ノレ バ ノレ デ ヒ ドを用い, 参考例 2 の Α,Β と 同様に し て ェチル
[0129] 5 , 6, 7, 8 —テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1, 2— a ] ビ リ ジ ン 一 7 — 力 ノレ ボ キ シ レ ー ト を得た。
[0130] 理化学的性状
[0131] ('|) 核磁気共鳴スぺク ト ル ( CD C 13 )
[0132] δ : 1.3 0 ( 3 H , t , J = 7 Hz )
[0133] 1.8 0- 2.6 0 ( 2 H , m )
[0134] 2.6 2- 3.3 0 ( 3 H , m )
[0135] 3.8 0 - 4.5 5 ( 4 H, m )
[0136] 6.6 5 -7.1 5 ( 2 H , m )
[0137] (ii) マ ス スぺ ク ト ノレ (EI ) : m/z 194 ( M+ ) 参考例 4.
[0138] 5, 6, 7, 8 —テ 卜 ラ ヒ ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1, 2 ] ピ リ ジ ン 一 6 — カ ル ボ' ン 酸 塩酸塩 メ チ ノレ イ ミ ダ ゾ [ 1, 2— a ] ピ リ ジ ン 一 6 カ ル ボ キ シ レ ー ト 硫酸塩 プ ロ モ ア セ ト ァ ノレデ ヒ ド ジ ェ チ ノレ アセ タ —ノレ 1 2.5 g の塩酸水溶液 ( 濃塩酸 ( 1.5 ni ) — 水
[0139] (70 ) ) を 90 °Cで 90 分攪拌した溶液に室温下 6 — ァ ミ ノ ニ コ チ ン 酸 メ チ ノレ 3.3 0 g と 炭 酸 k 素 ナ ト リ ゥ ム 5 g を 加 え , 6 0 。C で 3 0 分 加 温 した。 反応液を室温に戻 した後, 炭酸 力 リ ウ ム で ア ル カ リ 性 と し, 酢酸ェ チ ルで抽出 した。 酢酸ェチノレ層を飽和食塩水で洗浄後, 無水硫酸 マ グ ネ シ ウ ム で乾燥 し, 減圧下濃縮 した後, 残 渣を エ タ ノ ー ル に溶解後, 濃硫酸を加 え, 生じ た結晶を 取 し, メ チ ル イ ミ ダ ゾ [ 1, 2— a ] ピ リ ジ ン 一 6 — カ ノレボキ シ レ一 卜 ' 硫酸塩を 4.4 5 g ( 7 5 % ) 得た。
[0140] 理化学的性状
[0141] (j) 核磁気共鳴ス ペ ク ト ル ( DMSO— d6 )
[0142] δ : 3.9 8 ( 3 Η, s )
[0143] 8.0 9— 8.4 4 ( 3 Η, m )
[0144] 8.5 0 ( 1 H, d , J = 2 H z )
[0145] ― 9.6 6 ( 1 H, d, J = 1 H z )
[0146] (ϋ) マススぺク ト ノレ (EI ): m/z 176 (M+, フ リ一体として) B. メ チ ノレ 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ
[0147] [ 1, 2— a ] ピ リ ジ ン 一 6 一 力 ノレ ボ キ シ レ — ト
[0148] H2S04 - >
[0149] H3C02C
[0150] A で得た化合物を用い, 参考例 1 の B と 同様 に し て メ チ ル 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1 , 2— a ] ピ リ ジン一 6 — カルボキシ レー トを得た。 理化学的性状
[0151] CD 核磁気共鳴ス ペ ク ト ル ( CDC13 )
[0152] δ : 1.8 0 - 2.6 5 ( 2 Η, m )
[0153] 2.7 6 - 3.3 5 C 3 H, m )
[0154] 3.7 7 ( 3 H, s )
[0155] 4.1 8 ( 2 H, d , J = 7 H z )
[0156] 6.8 0 ( 1 H, d, J = 1 H z )
[0157] 6.9 8 ( 1 H, d , J = 1 H z )
[0158] (ϋ) マススぺク 卜 ノレ ( EI ) : mZz 180 (M") 5 ' 6, 7 , 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1 , 2— a ] ピ リ ジ ン 一 6 — カ ル ボ ン酸 塩酸塩
[0159] B で得た化合物を用い, · 参考例 の c と 同様 に して 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1, 2 一 a ] ピ リ ジ ン一 6 — 力 ル ボ ン酸 塩酸塩を得た。 理化学的性状
[0160] (I) 核磁気共鳴ス ぺ ク ト ノレ ( DMS O— de )
[0161] S : 1.7 5 - 2.6 0 C 2 H, m )
[0162] 2.8 0- 3.4 5 ( 3 H, m )
[0163] 3.9 5- 4.6 5 ( 2 H, m )
[0164] 7.5 8 ( 1 H, d, J = 2 H z )
[0165] 7.6 4 ( 1 H, d, J= 2 H z )
[0166] (i) マススぺク トノレ ( E I ) : 166 (M+, フ リ ー体として) 実施例
[0167] N — ( 2 — メ ト キ シ フ エ 二 ノレ ) — 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1, 5— a ]ビ リ ジ ン 一 6 — 力 ノレ ボ キ サ ミ ド ' フ マ ノレ酸塩
[0168] ァ セ ト 二 ト リ ノレ 5 ι ^に 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ ィ ミ ダ ゾ [ 1 , 5— a ] ピ リ ジ ン 一 6 一 力 ノレ ボ ン酸 ' 塩酸塩 0.3 0 g 及びチ ォ ニ ル ク ロ リ ド 0.2 2 m を加 え, 6 0 °C にて 3 0 分間攪拌す る。 減圧下に濃縮乾 固後ァ セ ト 二 ト リ ノレ 5 I ^を加 え, 氷水冷下にて 2 一ァ ニ シ ジ ン 0.7 4 g を加え る 。 室温に て終液攪拌 後, 減圧下に濃縮する。 残渣に水を加え, 希塩酸 に て p H を約 4 に調整する。 こ の溶液を エ ー テ ル に て洗浄後, 炭酸 力 リ ゥ ム に て pH を約 9に調整す る。 ク ロ 口 ホ ル ム に て抽 出後, 有機層を無水硫酸 マ グ ネ シ ウ ム に て乾燥 し, 減圧下に溶媒を留去す る。 残渣を エ ー テ ルに て洗浄後, 等モ ル量の フ マ ル酸を加え, メ タ ノ ー ノレ よ り 再結晶する こ と に よ り , 融点 1 88〜 : 1 8 9 。Cを示す N — ( 2 — メ ト キ シ フ エ 二 ノレ ) 一 5, 6 , 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ タ * ゾ [ 1, 5— a ] ビ リ ジ ン 一 6 — 力 ノレ ボ キ サ ミ ド ' フ マ ル酸塩 0.29 g を得た。
[0169] 理化学的性状
[0170] (I) 元素分析値 ( C15H17N302 · C4H404 · 0.1 CH30H-
[0171] 0.4 5 H20 と して )
[0172] C (%) H ( ) N ( ) 計算値 57.54 5.64 · 10.54 実測値 57.82 ' 5.47 10.24
[0173] (jj) マス スべク ト ノレ (EI ) : m/z 27 1 ( M+, フ リ ー 体と して ) 実施例 1 と 同様に し て, 以下の化合物を得た 実施例 2. 6 — [ ( 2, 3 — ジ ヒ ド ロ イ ン ド — ノレ — 1 — ィ ノレ ) カ ノレポ 二 ノレ ) 一 5 , 6 , 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダゾ
[0174] [ 1,5— a ] ピ リ ジ ン · フ マ ル酸塩
[0175] 理化学的性状
[0176] (I) 融 点 206〜 207 °C ( メ タ ノ ール )
[0177] (ΊΊ) 元素分析値 ( CieH17N30 · 0.5 C4H404として) .
[0178] C (%) H (%) N (%) 計算値 66.45 5.89 12.91 実測値 66.13 5.84 12.70
[0179] (ϋί) マススペク ト ル (HI ) : m/z 26 7 ( M+ フ リー 体と して )
[0180] 実施例 3.
[0181] N - ( 0 — メ ト キ シ フ エ ニ ル ) 一 1 — メ チ ノレ ー 5 , 6, 7, 8 — テ ト ラ 匕 ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1 , 5 — a ] ピ リ ジ ン 一 7 — カ ル ボ キ サ ミ ド ' 1.5 フ マ ノレ酸塩 理化学的性状
[0182] (Ί) 融点 192— 194 °C ( メ タノール一ァセ ト ニ ト リル) (ίί) 元素分析値 (CieH19N302.1.5 C4H404 として) C (%) H ( ) N (%)
[0183] 計算値 57.51 5.48 9.15
[0184] 実験値 57.61 5.55 9.45
[0185] (jjj) マ ススぺク ト ノレ ( E I ) : 285 ( M+, フ リ一体として) 実施例 4.
[0186] ■* CH"33 ^COOH
[0187] O NCC 1.5
[0188] H HOOOOCC ί
[0189] 7 _ ( i 一 イ ン ド リ ノレ カ ノレ ボ ニ ノレ ) 一 1 — メ チ ル ー 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ 匕 ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1 , 5 — a ] ピ リ ジ ン ' 1.5 フ マ ル酸塩
[0190] 理化学的性状
[0191] (Ί) 融点 192— 194。C (メ タノール一ァセ トニ ト リ ノレ ) (ϋ) 元素分析値( C17H19N30 · 1.5 ¾04として )
[0192] C (%) Η (%) Ν (%)
[0193] 計算値 60.65 5.53 9.23
[0194] 実験値 60.56 5.47 9.23
[0195] (iii マ ススぺ ク ト ノレ (EI) : 281 ( M+, フ リ ー保として) 実施例 5. ' - 謹
[0196] N - ( 0 — メ ト キ シ フ エ ニ ル ) 一 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1, 2 — a ] ピ リ ジ ン 一 6 — カ ル ボ キ サ ミ ド · 1.5 フ マ ル酸塩
[0197] 理化学的性状
[0198] (I) 融点 181— 183°C ( メ タノールーァセ ト ニ ト リ ル)
[0199] (ΪΪ) 元素分析値( C15H17N302 · 1.5C4H404として)
[0200] C (%) H (%) N ( )
[0201] 計算値 56.63 5.20 9.43
[0202] 実験値 56.60 5.23 9.52
[0203] (ii'l) マ ススべク ト ル (EI) : 271 ( M+, フリ一体として) 実施例 6.
[0204] 6 - ( 1 — ィ ン ド リ ル カ ノレ ボ ニ ル ) 一 5, 6, 7, 8 テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1 , 2 — a ] ビ リ ジ ン 理化学的性状
[0205] (ΐ) 融点 178— 180°C ( ジクロ ロメ タン一へキサン)
[0206] (ΪΪ) 元素分析値 ( C16H17N30 として)
[0207] C (%) H (%) N (%)
[0208] 計算値 71.89 6.41 15.72
[0209] 実,験値 71.80 6.47 15.62 (ill) マススぺク ト ノレ (EI) : 267 ( M+) 実施例 7.
[0210] 6 — [ ( 1 ー メ チ ノレ イ ン ド 一 ノレ一 3 — ィ ノレ ) 力 ノレ ホ' 二 ノレ ] 一 5 , 6 , 7 , 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ ィ ミ タ- ゾ [ 1,5 - a ] ピ リ ジ ン · フ マ ル酸塩
[0211] 5,6, 7,8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1 ,5 — a ] ピ リ ジ ン一 6 — 力 ル ボ ン酸 · 塩酸塩 0.41 g を ァ セ ト ニ ト リ ル 4 I ^に加え る。 次いでチ ォ ニ ル ク ロ リ ド 0.29 を加 え 80 °C に て 1 時間撹拌 し た後, 減 圧下濃縮乾固 す る。 残渣 の ァ セ ト ニ ト リ ル 懸濁液を, 10 。C以下でァ セ 卜 二 ト リ ル 4 I ^中の ビ 口 リ ジ ン 3.35 中に加え る。 室温に て 1 時間撹拌 後, 減圧下に濃縮乾固する。 残渣に炭酸力 リ ゥ 厶 水溶液を加え, ク π 口 ホ ル ム ( 及び少量の メ タ ノ
[0212] — ル ) にて抽 出する。 有機層 を無水硫酸マ グ ネ シ ゥ ム にて乾燥後, 減圧下に濃縮する。 ( ト ノレ エ ン を加え て再濃縮する こ と を 2 度行な う 。 )
[0213] 残渣を エ タ ノ ー ル に溶解 し, 4 N 塩化水素 一 酢 酸ェ チ ル溶液 0.5 を加えた後, 減圧下に濃縮乾 す る 残渣に ジ ク 口 口 エ タ ン 3 π^及び 1 一 メ チ ル イ ン ドー ル 0.23 g を加え, 次いでォキ シ塩化リ ン 0.32 g を加えた後, 80 °C にて 4時間撹拌する。 減圧下 に溶媒を留去後, 炭酸カ リ ウ ム水溶液を加え, ク ロ ロ ホ ル ム にて抽出する。 溶媒を減圧留去後, 力 ラ ム ク ロ マ ト 処理 ( シ リ カ ゲ ノレ , ク ロ ロ ホ ノレ ム 一 メ タ ノ ー ル ) し, メ タ ノ ー ル中, 計算量の フ マ ル 酸と処理する こ と に よ り , 融点 183 - 185 °Cを示す 6 — [ ( 1 — メ チノレ イ ン ド 一 ル ー 3 — ィ ノレ ) カ ル ボ ニ ル ] ― 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダゾ [ 1,5 一 a ] ビ リ ジ ン · フ マ ル酸塩 0.08 g を得た。 理化学的性状
[0214] (|) 元素分析値( C17H17N30 · C4H4O4'0.3CH3OHとして)
[0215] C (%) H (%) N (%) 計算値 63.17 5.52 10.37
[0216] 実測値 62.97 5.4 10.35
[0217] (ϋ) マススぺク ト ノレ (EI) : m/z 279 ( M+, フ リー体 として) 実施例 8.
[0218] N - ( 0 — メ ト キ シ フ エ 二 ノレ ) 一 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ 匕 ド ロ イ ミ タ- ゾ [ 1, 2 — a ] ピ リ ジ ン 一 7 — カ ノレ ボ キ サ ミ ド . フ マ ル酸塩 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1 ,2 — a ] ピ リ ジ ン 一 7 — 力 ル ボ ン酸ェ チ ル 0.18 g の 3 N塩 酸 10 溶液を終夜加熱還流 した。 反応液を減圧下 濃縮 し, 残渣を乾固 させて 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド 口 イ ミ タ- ゾ [ 1 , 2 — a ] ビ リ ジ ン ー 7 — 力 ノレ ボ ン 酸 · 塩酸塩 0.l8 g 得た。
[0219] こ の塩酸塩を , 塩ィヒ チ ォ ニ ル l m 中 60 で で 20 分間 加 温 し た後, 再び乾固 し , 残渣 に ジ ク 口 ロ メ タ ン 3 m を 0 — ァ ニ ジ ン 0.6 を 室 温下 に順次加え, 1 時間撹拌 し た。 反応液に ジ ク □ 口 メ タ ンを加えた後, 0.5 N塩酸で抽 出 し , 水層を炭 酸 カ リ ウ ム でア ル カ リ 性 と し た 後, ジ ク ロ ロ メ タ ン で抽 出 し た。 ジ ク ロ ロ メ タ ン 層 を, 飽 和食 塩水で洗浄後, 無水硫酸ナ ト リ ウ ム で乾燥 し, 減 圧下濃縮 し て, 残渣を シ リ カ ゲ ル カ ラ ム ク ロ マ ト グ ラ フ ィ ー ( 10 g ) に付 し た。 2 % メ タ ノ ー ノレ ー ク ロ ロ ホ ノレ ム で溶出 し, N— ( .0 — メ ト キ シ フ エ 二 ル ) 一 5, 6, 7, 8 — テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダ ゾ [ 1, 2 — a ] ピ リ ジ ン 一 7 — カ ル ボ キ サ ミ ド 0.11 g 得た。 こ れを メ タ ノ ー ル ー ァ セ ト ニ ト リ ル中, 計算量の フ マ ル酸 と 反応させ, フ マ ル酸塩 と し た。
[0220] 理化学的性状
[0221] U) 融点 151— 153°C ( メ タノール一ァセ ト ニ ト リ ル ) (ii) 元素分析値( C15H17N302 * C4¾04として)
[0222] C (%) H( ) N(%)
[0223] 計算値 58.91 5.46 10.85
[0224] 実験値 59.01 5.47 11.21
[0225] (i'li) マススべク ト ル ( E I ) : 271 ( M+, フリー体として)
权利要求:
Claims

請 ' 求 の 範 g
一般式
R
0
(式中, Χ,Υは一方が窒素原子であ り,他方が式 R1
で示さ れる基, 式 で示さ れる基 で示される基を, 2,R3 ま た は式 0^ J" R',R
で示
R3 -- は同一または異な つて水素原子または低級ァ ルキル基を意味する。)
で示される テ ト ラ ヒ ド ロ イ ミ ダゾ ピ リ ジ ン 誘導体ま たはそ の塩
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公开号 | 公开日
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CA2082796A1|1991-11-26|
EP0532754A4|1994-08-24|
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法律状态:
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JP13585090||1990-05-25||
JP2/135850||1990-05-25||US07/955,735| US5336679A|1990-05-25|1991-05-23|Tetrahydroimidazopyridine derivatives and salts thereof|
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